2021年度診療加算算定UPに向けた取り組み成果発表会-前編-まじめパート
2022年6月16日、JCHO大阪病院様にて、
医療・看護提供の質の向上を目指して、各医療チームや多職種協働によって取り組んだ結果を、成果発表会としてご報告いたしました。
今回のブログでは、成果発表会はどんな風に進めているのか?どんな成果が出たのか?についてご紹介したいと思います!
2021年度の成果発表
まずは、改めて加算だポンのご説明を簡単に・・・
そして、緩和ケアチーム、栄養サポートチーム、認知症ケアチームなどなど・・・
各チームでどういった取り組みをして、どのような成果が出たかを発表いたしました!
栄養管理室の取り組みについて
どのチームも興味深く、またすばらしい成果がでていたのですが、ひとつピックアップして紹介いたします。
以下、栄養管理チームの取り組みと成果についてです。
2019年の実績を確認すると、栄養管理室では「指導件数が増加できていない」という課題と問題点がみつかりました。
それに対して、なぜか?を考えたところ・・・
そもそも栄養指導の設定できる枠が少ないのでは?!ということがわかりました。
栄養指導枠は60分で設定されていたため、 1日での設定可能枠が少なくなっていたのです!
栄養指導枠を増やすにはどうすればよいか・・・
✓栄養指導担当の業務調整
✓ 指導方法の構築
✓ 指導教材を一部変更(改訂)
といった施策を行い、
2021年6月以降、30分枠で栄養指導をオーダー(予約)できるように、随時調整いたしました。
取り組みの結果、
指導室1日10枠、病棟1日13枠の予約枠を設けることができるようになりました!
また、以下の施策も合わせて実行することとなりました。
✓入院の場合
・・・可能な限り、入院期間中に2回の栄養指導を行う。
✓外来の場合
・・・診察に併行して、継続指導を行う。
実績をグラフにすると、2021年度が明らかに伸びており、
取り組みの成果が出ていることがわかります!
このように、加算だポンでグラフ化することで、取り組みによって実際どう改善されたかがわかりやすく、内発的モチベーションが高まりやすいとお声をよくいただきます。
栄養管理室チームのみなさまも、以下のような意識変化があったとのことです。
✓管理栄養士の意識も高まり、患者栄養教育に対して、より前向きな姿勢
✓ 全員で取り組み、総件数を増加させることが可能となった達成感
成果発表会で起こるプラスの連鎖
成果発表会にて具体的に何をどう改善して、どうなったか?!を全員で共有することで、
自分のチームだとどうかな?
もっとこうするとよいのでは?
とイメージもしやすく、次フェーズの新たなる取り組みの気づきになることもあります!
また、みんなの前で発表することで、より取り組みへの姿勢が真摯なものになりやすいです。
成果発表のあとは・・・
2021年成果発表の次は、2022年度に向けて、どういった活動をしていくかを発表いたします。
そして、GRが開催している院内の成果発表会は、これで終わりではないんです。
ここまでがいわゆる前半戦のまじめパート
後半戦のお楽しみパート(?!)もご紹介いたします!
いったい何をしているのか、ぜひご一読ください!