Social Leader/インタビュー記事について
そもそも会社でブログを始めた動機は、インタビューを通じて、様々な人からGRも学ばせていただき、その学びを広く皆さんと共有することで、GR自体の考え方も伝えたいというものでした。
お忙しい中、皆さんから学ばせていただいたことは、今でもまったく色褪せないそこに、本物があるような気がして、ホームページがリニューアルした今でも、大切に、いつでも引き出せるようにしておきたいと思いました。これから、また、インタビュー再開しますよー!
No.1 南三陸わかめ漁師:三浦保文さん
東日本大震災という未曾有の逆境を、持ち前の論理力と行動力とリーダーシップで、三浦さんや志津川漁協の皆さんは如何にして、乗り越えたか?
東日本大震災での、GRや自分としての力不足や、日々の備えの甘さを痛感したこと、いつも忘れたことはないですし、でも、自分達の身のほどや日常の余裕のなさもあって、複雑に絡まったパズルのような難しさを今でも感じています。
そんな課題もありつつも、三浦さんから学んだ、危機に直面した時でも、思考停止を起こさずに状況に向かい合うリーダーとしての姿勢を学ばせていただいたことは、常に心に刻まれています。
No.2 東京大学医学部精神医学教授 笠井 清登先生
笠井先生から、「医学」と「社会」の両立させる信念と、周囲を引き込む「強さ」を学んだ!
笠井先生から、物事にまっすぐ取り組む方の信念、強さを学ばせていただきました。医療、まして、精神科領域では、様々な正義や立場があって、物事を前に進めるには相当大変であるように私は思います。
でも、笠井先生の、アカデミズムと実際の社会活動の二つを前に推し進めるご姿勢は、ともすれば、断絶しかねない両方を繋げるというか、それぞれ前に押し出されているご活動は、本当の意味で、多くの人を「活かす」活動だと学ばせていただきました。
No.3 弁護士 平原興先生
弁護士平原先生が考える「いろいろな人を許容する」社会観が、なんとなく自分の中でも見えた!
平原君と僕は、高校の同級生で、ともすれば、水と油みたいなキャラクターで、共通点は、お互い、「マイペース」だったところかも(笑)そんな二人が、偶然にも、それぞれ「医療」にかする形で、再会するわけですから、人生面白いですよね。
死刑廃止、ハンセン病、子供患者権利・・・様々なフィルドでご活躍しているわけですが、そこには、一貫して社会的弱者に力を貸しながら、多様性を許容できる社会を目指す確固たる信念を感じました。とても尊敬すると共に、自分も言動一致に基づく信念を大事にしたいと学びました。
No.4 保健師 門脇裕美子様
保健師門脇さんから、困っている人にこちらから手を伸ばす「アウトリーチ」を学んだ。人として勇気がいるし、大変なことだけど、とても大切な姿勢かもと、気が付いた!
病院コンサルという仕事をしていると、日常ではあまり保健師さんとの接点がありません。でも、地域包括ケアシステムもそうですが、「困っている人達」というのは、別に病院に入院している患者さんだけでなく、要因も、病気だけでない、社会的要因も多分にあったり、それこそ難しいパズルだったりするような気がします。
そして、自分で助けを求められる人ばかりではなくて、こちらから手を伸ばすアウトリーチの大切さ、すごく、学びました。
それは、他人の人生にタッチするだけに、その場の思い付きだけでは許されない、継続した本物の姿勢が問われると共に、長く相手を支えるためにも、逆に相手に入り切らないプロとしての冷静な自覚もまた必要なんだと学びました。プロフェッショナルって、そういうことかも。